Turnip

蕪の美味しい季節。

葉はホウレンソウや小松菜ほど柔くはなく、大根の葉ほど筋っぽくはない。

定番の油揚げとの煮物も好きだけど、

フライパンでじっくり焼くと、甘くておいしい。

味付けは塩だけ。

もしくはシチリア風と名付けている「アンチョビ、ケイパー、レモン」で。

初しぼりの日本酒、もしくはスパークリングワインと。

Walnuts

いつか、胡桃を発芽させてみたいと、野心を抱いている。

あの脳みそみたいな中身（胚？）が葉や根になるのが、不思議でならない。

胡桃を食べる度、いつも思う。

スペイシーな音楽が流れてきそうな

モダン建築を彷彿させる姿。

これは、ハーブなどをすりつぶすための乳鉢です。

木製の卵型すりこ木がついてますが、

白磁の陰影に惚れて、もっぱらオブジェとして活躍（？）中。

最近ハマっている鍋。

白菜と鶏肉（もしくは湯がいた薄切り豚肉）に

水。

（豚肉の場合は少量のお酒）

それに「梅干」を土鍋に入れて、ぐつぐつ。

白菜が煮えたら、器に盛って、おぼろ昆布をオン。

塩味は梅干だけ（おぼろ昆布からも少し）。

具も白菜と鶏肉（豚肉）だけ。

簡単で安価（笑）

ミニマムな鍋は、大人味。

うどんを入れれば、酒の〆にもよさそう。

ネーム（料理名）大募集中！

黄ばんだ色紙の裏に

こんなことが書いてあった。

一文字ひともじ。

校長先生のひたむきな願いが、筆跡からにじみ出ている。

あれから幾年月。

自分はほんとうの人間に近づけただろうか。

寒椿

寒椿は花弁が一枚一枚散る。

寒空の下に咲く蝋梅のやわらかな黄色は

来るべき春が幻でないことを教えてくれる。




それにしても、今年は蝋梅の咲きが遅い。

そう、花屋さんも言っていた。

落ち椿

Crottin de Chavignol。

大好きなシェーヴル。


味もさることながら、熟成したその姿に惚れる。

青灰色のカビをまとったた佇まいは、侘の美しさ。


そう思うのは、自分だけ？

2013年

あけましておめでとうございます。

今年もよろしくお願いいたします。

初詣に引いたおみくじは「吉」。

昨年は某神社で「凶」をひいた身としては、ちょっとは上向き？

年のはじまりは、希望を持って。