2013年10月4日金曜日

apricot

初夏を振り返って、あんずネタ。








あんずは、生食より火を入れた方が断然おいしいと思う。

例年どおり、クランブルやオーブン焼き、瓶詰コンポートとジャムに。

すもも系の中でも出回る時期が短いので、シーズンを逃さないよう気を付けないと。

種類にもよるようですが、旬は主に6月末から7月上旬頃。




今年ははじめて「信山丸」という種類を購入してみました。

普段購入するものがどの種類かも知らないので(苦笑)どう違うのか、イマイチよくわからなかったですが。









で、今年こそは、と長年の願いをついに実行。



種の中の仁。杏仁です。

殻がモーレツ硬いので、目打ちをつかって穴をあけ、そこからこじ割るという、地味な力業で取り出します。

トンカチを使うという方もいらっしゃるようですが、そうすると中身が砕けてしまうし。楽な方法はないんですかね?





大量に摂るとよくないようですが、まあ、多大丈夫だろうという量(?)でコンポートとジャムに使用。

仁自体そのままでは別段なんというものではないけれど、水分に浸しておくとちゃんと「杏仁」の香りが出ます。フシギ。



今回気づいたのは、それぞれに個性があって、野焼きの土器のよう。なかなかにプリミティヴな姿。

種、いいですね。